3年ほど前の話です。
ある日、同僚からカボチャを丸々3個いただきました。
カボチャは種まで食べるほど大好きな私は大喜び。
煮物でも作ろうかとルンルン気分でカボチャを半分に切ったその瞬間、ピョンッと何かが床に落ちました。
「種かな?」と思って拾おうとすると
次から次へと、切ったカボチャから白い何かが飛び跳ねて落ちてくるではありませんか!
「ぎゃあああああああああ!!!!虫ーーーー!!!」
もう一人で大パニック!
とにかく切ったカボチャをビニール袋に封印して、手袋をしてから床の飛び跳ねる虫を退治しました。
…そう、飛び跳ねていたのは、たくさんの小さな白い虫だったのです。
私のような大の虫嫌いが、このような被害に合ってトラウマにならないようにと願って記事にしました。
この記事では以下のことについて解説しています。
- この飛び跳ねる虫の正体
- 虫がいた時の対処法
- 虫がいないカボチャの見分け方
虫の画像は入れていませんので、ご安心を!
それでは、最後までお付き合いください。
飛び跳ねる虫の正体
ピョンピョン跳ねる虫の正体は『カボチャミバエ』の幼虫ということがわかりました。
- 大きさは12㎜くらいの黄色がかった白いウジ虫
- 体を丸めて10㎝以上ジャンプします
…居るだけで気持ち悪いのになんでジャンプするんだよ。やめてくれよほんとに…。
実がついたばかりの軟らかい時に卵を産みつけられて、実の中で生まれるため、カボチャを切ったらもうすでに居る、というわけです。
そのため、防除は難しいそうです…。
虫がいたらどう対処すればいいの?
カボチャを切った直後にすぐ水につけると、飛び跳ねられなくなります。
カボチャミバエを取り除いたら、そのカボチャは食べても問題ありません。
…私は即捨てましたが!
虫がいないカボチャの見分け方
切ってみないと虫がいるかわからないなんて、もうどうしようもないじゃん!
実は、「音」で虫がいるか確認できるのです。
カボチャミバエは飛び跳ねるとお伝えしました。だから、カボチャに耳を当てると「ぴちぴち」と音が聞こえるのです!
私が切ってビニール袋入れたカボチャは一晩中「ぴちぴちぴち…」と音が鳴っていました…。ほんと幽霊より怖いですよ!
念のため、いただいた残り2個のカボチャに耳を当ててみると
「ぴち…ぴち…」
居る!!!!
2個とも音がはっきり聞こえましたよ!
せっかくいただいたのに、食べずに捨てるなんて本当に申し訳ないのですが、ごめんなさいして処分しました。
ですが、一番確実な方法はカットされたカボチャを購入すること!これに尽きます。
あの日以来、丸ごとカボチャは購入していません。大好きな母の作った『坊ちゃんカボチャ』ですらカットするのが怖くて食べられていません。
スーパーなら1/2や1/4にカットされて並んでいるから、目で確認できて安心です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
カボチャ好きがまんまとトラウマを植え付けられた私の体験でした…。
カボチャミバエがいるカボチャに当たる確率は10%もないそうです。こんなに低い確率なのに…。たしかに毎年その方からカボチャをいただいていましたが、こんなことは初めてでした。
今回のまとめです。
- カボチャの中にいた虫は『カボチャミバエ』の幼虫
- 水につけると飛び跳ねられなくなる
- 虫を取り除けば、食べられる
- カボチャを切る前に、耳を当てて飛び跳ねる音がしないか確認する
- できるだけカットしてあるカボチャを購入する
みなさんも飛び跳ねる虫には気を付けましょうね…。
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